道東撮影旅行2016(3-4 鱒や)
お昼ごはん食べたあと今夜の宿「鱒や」さんがある弟子屈町へ向かうことに
近そうで何気に50㎞、北海道は距離の感覚が麻痺してくる
途中道の駅でジェラード食べてご満悦の嫁さん(寒くないんですかね…)
っていうか雪だるまデカイよ(笑)
宿の近くまで来て除雪された道から横道へ
とっても不安(笑)
ドキドキしながら奥へ進んでいくと
着きました、今夜お世話になる「鱒や」さん
(入口にさりげなくTOEIのランドナーが置いてあった)
自転車や釣り道具やカメラ関連に囲まれた自分にとって夢のような場所だ
みんなで食事をする場所は天井が高くて薪ストーブがあって
雪景色を見ながらコーヒーを頂く
いやーいいなあ、こんな生活憧れるわ~(実際は色々大変なんだろうけど)
庭にはバードフィーダーが置いてあって小鳥がひっきりなしにやってきては飛んでいく
たまにシマエナガもやってくるそうだ
我慢できずに撮影開始
さあシマエナガよカモーン!
来ないでヤンスね~(笑)
途方に暮れて日が暮れた頃「鱒や」のオーナーさんから「そろそろ行きますか」の声が
実は夕方からエゾモモンガを見るガイドをお願いしていたのでした
オーナーさんの車に乗り込み現地に向かうあいだ、エゾモモンガ観察に関する注意点を聞く…まとめると
・巣穴から出てくるのをじっと待って撮影する
・目立つ服装はダメ(アースカラー、もしくは保護色)
・カサカサ音がする服もだめ、動いてはダメ(音で警戒して出てこない)
・携帯の電源オフ(突然鳴ると出てこなくなる)
・出てきてもギャーギャー騒がない(自信ない)
つまりはモモンガが警戒心の強い動物なので静かに観察しましょうということ
色々大変だけど善処いたします(笑)
現場に着いてゴニョゴニョでゴニョゴニョして(企業秘密)待つこと15分
で、出たー!(声出せないので心の声)
まずは偵察が1匹出てきて周囲の安全をうかがっているようだ
なお今回は暗いところの撮影なので高感度番長(2016年2月時点)のD4Sとゴーヨン
三脚は重たいのでサッと移動できるように一脚に付けて撮影
声を潜めもう少し待つと
もう1匹出てきたー
バシャバシャ撮るとうるさいので静音撮影モードでパチャパチャ撮影
出てくる出てくる…まだ奥にも居るぞ
ギャー!かわええ!
そしてみんなタタタターと駆け上がり
ピューっと木々を飛んで消えていきました
飛んでるとこは絶対撮れない…ストロボあれば撮れるだろうけどそんな事したくない
見れただけで大満足
3分間のあっという間の出来事
いやー感動しました!
帰り道、興奮状態でオーナーさんと会話していましたが最後に念を押されたのが
「ポイントを人に話さないで欲しい」とのこと
一回に見に行く人数も制限してプレッシャーを与えないようにしているそうで、他人に言うと殺到してしまい巣穴を放棄することもあるんだそうです
これは当たり前の話だ。なので絶対に人には世間話でも言わないし、もう一回行くとしても再び鱒やさんにお願いすると思います
幸せ気分で晩ご飯
テーブルご一緒したご夫妻が釣りがご趣味で少し釣りする僕と楽しく会話させていただき、お酒までご馳走になってしまいました
釣りのガイドでも有名なこの宿にたまに釣りに来るそうで…僕も秋とかに釣りに来たいなあ
朝早かったのでお酒も入っていい気分でバタンキュー
最高の3日目でした